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上方落語地図1

坐摩神社」で開催された「上方落語地図12017_10_08_上方落語寄席発祥の地
第2部が落語会。お寺さんで落語会を開くと
いった催しは多々見受けられますが、同神社も
また「生國魂神社」や「高津宮(神社)」に比肩
する落語と縁の深い土地柄なのでありました。
――上方落語・中興の祖、初代・桂文治
寛政年間(1789~1800)、坐摩神社境内にて
大坂で初めて寄席を建て、大道芸に近かった
興行形式を室内の高座で演じる芸能に改めた
からです(逆に言うと、大道芸の名残が見台拍子木なのでしょう)。
境内敷地で、「天満天神繁昌亭」の開業に合わせて建てられた
上方落語寄席発祥の地」の碑を見ることが出来ます。
さて、落語会の方は、前座で桂米輝が「阿弥陀池」。
ラッキー舞の太神楽曲芸。せっかく、皿を使うのだから、
口上に「陶器神社」のことも交えればよいのに、と。
トリが桂南光の「つぼ算」。瀬戸物町に相応しい演目で、
第1部で本物の水壺(1荷入り)を展示していたのも、効果大でした。
ところで、トーク時に南光師匠も触れ、またイベントのタイトルにも採られた
故・米朝師匠の『上方落語地図』は名著。何かと勉強になるだけでなく、
大阪の街歩きが愉しくなるので、しばしばページをめくり直したりしています。

参考文献:桂米朝『米朝ばなし』(講談社文庫)
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語史跡

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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